生きることに疲れたら犬に触れてみてほしい

考察

また大好きだった女優さんが一人亡くなってしまった。

あんなに美貌に恵まれて華やかな芸能界で第一線で活躍して、誰もが羨むような人生を送っているように見えたけど、実際のところはご本人にしかわからない苦悩があったのでしょう。

私はこういうニュースを耳にするたびに思うのだが、もし自分の身近で自殺を考えるほど人生に絶望している人がいたら、犬を飼うことを勧めるだろう。

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ドッグセラピーの持つ威力

昔ヘルパーの資格を取るために様々な種類の老人ホームを研修で回ったことがあるのだが、定期的にセラピードッグ(犬)が訪問してくる施設が一箇所あった。

そこの施設に入居されていたのは認知症が進んでしまって通常の会話が成立しない方や、ほとんどの時間を寝て過ごしている方が多く、言い方が悪いかもしれないが、目から活力というか生きる希望のようなものが感じられないご高齢者が多かったように記憶している。

美味しい食べ物の差し入れがあっても起きない
ご家族の面会があっても声を発することがない

一般的に生きていく上での楽しみと考えられる様々な事を試してみても、まるで生きる事を諦めているかのように反応を示さない方が多く、なんとか喜んでいただける方法はないものかと介護職員の方も尽力されていたが徒労に終わっていた。

しかしセラピードッグが訪れたときだけは、明らかに皆さん変わった。

犬が視界に入った途端パッと目に光が灯り、膝の上に乗せている間はそれまで聞いたことがなかったようなイキイキとした声で

「可愛いね〜!いい子だね〜!」

と犬を撫で回すのだった。

汚れないつぶらな瞳や、くったくなく高齢者のそばに擦り寄って行くその姿は天使そのもの。

普段いくら職員が話しかけても反応すら示さない高齢者が、犬には手を差し伸べて触ろうとしていたのを見たときは、犬の持つヒーリング能力に言葉を失ったものだ。

ドッグセラピー英語:Dog Therapy)とは、動物を使った治療方法であるアニマルセラピーの一種で、高度に訓練された「セラピードッグTherapy dog」を介在させることにより、高齢者認知症自閉症など様々な障害を持つ人々に対し心や身体のリハビリテーションを目的としたプログラムを実施することである。広義では、一般の人々が犬と触れ合うことによって精神的情緒的安定や、身体的な運動機能回復効果が得られることを目的とした活動。もしくは様々な虐待遺棄ストレス等によって傷ついた犬に対し、人間社会との共存を目的とするリハビリテーションに対しても使われることがある。

wikipedia

犬を飼うことは人の健康維持にもつながる

私も辛いことがあったり気分的に落ち込むことが多々あるが、いつも我が家の愛犬二匹に助けてもらっている。

その体温に触れてフカフカの毛に顔を埋めると、全ての苦しみや悲しみから解放されるような気がしてくる。

「私がしっかりしないと、この子たちのお世話は誰がするんだ」
と、困難に立ち向かう勇気すら湧いてくる。

今このブログを書いているこの瞬間も、部屋は広いんだからもっとゆったりとした場所で足を伸ばして横になれればいいのに、二匹揃って私の足元で窮屈そうに寝ているのだが、こういう二匹の姿をみることが私にとってはどんな精神安定剤よりもカウンセリングよりも、生きる活力の源になっている。

人間は物欲や名誉欲、嫉み妬みが渦巻く汚らしい世界に生きている。
その正反対の世界にいるのが犬をはじめとするペット達。

ただひたすらになんの見返りも求めず飼い主に一途な愛情を注いで、その愛くるしい姿でささくれ立った人間の心を癒してくれる。

人間の心身の健康に多大な影響を与えるストレス。
これを犬が大きく軽減してくれることは、スウェーデンのウプサラ大学の研究で犬を飼っている人の方が寿命が長いということが証明されたことからも明らかだ。

「お世話が大変」
「犬を飼える住宅環境ではない」

など様々な障害もあるかもしれない。
しかし命を断つ事を考えるくらい深刻な心の病に苦しんでいる人がいたら、最悪の決断を下す前に一度、犬の暖かさや毛並みの柔らかさに触れてみてもらいたいと切に願う。

考察
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