自由な老後が送りたい人はサービス付き高齢者ホームを選ぶべし

考察
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人付き合いが苦手な父に老人ホームは向いている?

現在は二人とも元気で一軒家に暮らしている両親だが、あと数年で訪れるであろう ”介護が必要な状況” になったらどうするかを考えてみた。

一般的な考え方としてはヘルパーさんの力を借りたり、老人ホームに入居したりするのが主流なんだろうが、私の両親はタイプが全く違う二人。

父は他人と打ち解けるまでにものすごく時間を要し、家族以外との交流は好まないタイプ
一方母はすぐに誰とでも打ち解けて、集団行動も心から楽しめる社交的なタイプ

こういう時厄介になってくるのは父のような孤独を愛するタイプで、おそらくヘルパーさんに家に来てもらってお世話をしてもらうことは父は嫌がる。
かと言って、母一人で一軒家のメンテナンスや炊事洗濯をこなせるかというと歳を取るごとにそれは難しくなってくるだろう。

じゃあ老人ホームは?っていうと、食事の時間や入浴の時間が決められていたり、他の入居者との交流もあるので非社交的な父にはさらにハードルが高くなってくる。

これまで一生懸命家族のために働いてきた父だから、彼の納得がいく自由で他人に気を遣うことがない生活様式をトコトン模索してあげたい。

老人ホームに合う人合わない人

誰にでもいつかはやってくる老い。

両親のこともそうだけど、自分自身も体が思い通りに動かなくなった時に自分にあった最善の選択ができるようにと、昔ヘルパーの資格を取って数カ所の介護施設でパートをしたことがある。

テレビでよく介護職員から虐待を入居者が受けたなんてニュース、やってるからね。
実際介護施設ってどうなのよって内側から見て確認がしたくて。

結論から言うと、少なくとも父は介護施設に入居することは絶対にさせたくないと思ったし、私も入りたいとは思えなかった。

老人ホームって手厚く介護してもらえるし、常にたくさんの人と触れ合う時間があるから人との交流が好きな人にはとてもいいところだと思う。

母なんかその典型的なタイプで、もし入居したらすぐに他の入居者と仲良くなって毎日楽しくおしゃべりをして過ごすことができるんじゃないだろうか。

毎朝決まった時間に職員が起こしに来てくれるし、食事だってみんなと一緒に会話しながらできる。
退屈しないように毎日何かしらのレクリエーションが催されていて、刺激に溢れた毎日を送ることができるのが老人ホームのいいところだろう。

でも、逆に言うと全てが介護施設に決められたパターンであって、自分の意思で行動することができない

好きな時間にお風呂に入ることができないし、たまには体に悪いとわかっていてもジャンキーなものが食べたくなるかもしれない。
一人で静かに部屋にこもりたい時だってあるだろうに、数時間おきに見回りと言って職員に部屋に入ってこられたら気が休まらない。

健康的な規則正しい生活=幸せ・・・とは思わないタイプの人間も一定数いるのでは?

全ての介護職員と気が合うとは限らない

それに介護職員だって一人の人間なんだから、中には気が合わない人もいるだろう。
しかし入居してしまったらそういう人ともうまくやっていかなくてはいけないわけで、人付き合いが苦手人にとっては苦痛になってしまう。

例えばなんだけれども、私がとある高級老人ホームでパートをしていた時の話。

とても温厚でスタッフにもいつも感謝の言葉をかけてくれるご婦人のお部屋にある日伺ったら
「なんだか知らない間にティッシュを濡らしてしまったみたいで。もったいないから干しているのよ」
とニコニコ微笑みながら部屋中にウェットティッシュを広げて干していたり。

昔は腕の良い職人さんだったのか知らないけれど、深夜に自分で排水管をいじって部屋中水浸しにしてしまったご老人がいらっしゃったり。

それはそれは色んな性格をした高齢者の方が入居していらっしゃって、毎日色んなハプニングがあり、私は毎日パートを楽しみながらこなすことができていた。

しかしこういうハプニングをにこやかに受け止められる介護職員もいれば、”面倒くさいことしやがって” と否定的に捉える職員も当然いたわけで、そいういう人の対応は必然と雑になったり口調がきつくなったりしていたのも事実。

入居者は介護スタッフを選ぶことはできないから、こういう機嫌の悪い人に当たってしまった日は一日会わないように祈るしかない。
そんな神経を使う老後、私だったら遠慮したい。

自立した老後を過ごしたい人はサービス付き高齢者ホームがおすすめ

結論として、私は両親が一軒家に住み続けることが難しい状況になったらヘルパーさんに家にきてもらったり老人ホームに入居させるのではなく、もっと自由度が高い『シニア向け賃貸住宅』(サービス付き高齢者ホーム)に入ってもらおうと思っている。

一見普通のマンションのように自由な暮らしを維持しつつ、部屋に設置された人感センサーや使用している水の量から異常を検知したらすぐに対応してもらえる緊急対応のついた『シニア向け賃貸住宅 』。

昨今 ”アポ電強盗” とか ”オレオレ詐欺” とか高齢者を狙った電話を使った詐欺が横行しているが、外部からの電話応対にも対応してくれるから離れて暮らす私も安心だし、何かトラブルが起きた時は24時間対応してくれるサポートもついている。
頼んだときだけ助けてもらえるとは、人付き合いが苦手な父にはうってつけだ。

室内はバリアフリーで掃除もしやすいし、一食ごとに利用するかしないかを選択することができる食事サービスもついているので、母も料理が面倒くさい時はそれを利用すれば負担は大きく減るだろう。

もし体調が悪くなったら室内に設置してある緊急ボタンを押して助けてもらったり、見守りサポートを利用したり、日中に生活相談員に相談して病院を受診するなり往診してもらうなりすればいいのだ。

世の中は刻々と進化し続けていて、今や老後に自分や両親がどういう生活を送るかを左右する住居やサービスなどの選択肢は溢れている。
自分/両親の生活がどういうものになるのかを決める大きな決断になるので、ネットに疎い両親に代わり、常にアンテナをはり情報収集を怠らないようにしないと。

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