純米酒 肥前浜宿と光武

お酒

現在放送されている和菓子をテーマにしたドラマを見ていたら、和菓子が無性に食べたくなってしまった。
ただあいにく放映時間は夜で買いに行くわけにもいかないし、買い置きもない。
そこで私が手を伸ばしたのはストックしていた二本の純米酒

本当かどうかはわからないけどよく”醸造酒は太る”と耳にするので、なるべく日本酒よりかは焼酎を飲むようにはしているのだが、お菓子が食べたい時の私の脳を焼酎では満足させられない。
純米酒は、米・米こうじ・水を原料に製造し醸造アルコールは使用しないで作られたお酒で、お米の旨味やコク、ふくよかさなどの特徴がある濃醇なものが多い
また、お米の持つさらりとした甘みも強く味わうことができ、私の中では和菓子に通じるものがあるので、甘いものを欲している時はやはり純米酒にかぎる(私の場合)。

まず一本めは『肥前浜宿』

昔ながらの藁や、もみ殻、米ぬかの漉き込み、酵素などで農薬に頼らずに作った土で育った、佐賀県のお米を原料としたこのお酒。
「心まで酔う幸せな時間」をお届けするために酒造りを続けてきた”と語る職人さんのいう通り、口にした瞬間体にしみ渡る優しい味わいにホッとする。
米本来の甘みを生かせるよう精米歩合60%まで磨いているらしく軽くて飲みやすいし、おつまみは和・洋・中なんでも合いそう。
色はうっすらと黄色味を帯びていて、少し酸味を感じさせるあたりも白ワインを彷彿させる。

そして二本めは『手造り純米酒 光武』
麹米に山田錦を50%まで精米して使用し、掛米には山田錦と佐賀県産米のレイホウを50%まで精米して仕込んでいるこのお酒は、芳醇で豊かに旨みのある味わいと、フルーティーな芳香が特徴。
どっしりとした甘みも感じることができて、私の中では大福とか羊羹とか、そういった和菓子のデザート的な位置付けだ。
おつまみなどいらなくて、このお酒だけでちびちびといつまでも飲んでいられる。
そして次第に全身に広がる心地よい酔い。
テレビから視界に入る美しい和菓子と美しい着物を着た俳優、そして最高のお酒。
これぞまさしく至福の一時だ。

日本酒は温めたり冷やしたり、様々な温度で楽しむことができるがその日本風情あふれるネームングも美しい。
いかにも四季折々表情をガラリと変える日本ならではの、日本酒の楽しみ方と言えるだろう。

みぞれ酒         0度 雪冷え(ゆきひえ)    5度
花冷え(はなひえ)   10度 涼冷え(すずひえ)   15度
日向燗(ひなたかん)  30度 人肌燗(ひとはだかん) 35度
ぬる燗         40度 上燗(じょうかん)   45度
熱燗(あつかん)    50度 飛び切り燗(飛び切りかん)55度以上

日本に住んでいるとなかなか気が付きにくいが、こんなに美味しい日本酒が手軽なお値段ですぐに手に入るのは本当にありがたいこと。
2013年に日本食が無形文化遺産に登録された事もあって、海外では日本酒の人気が高まってきているが、やはり輸入品になってしまうことや品質管理の点から日本で購入するよりもかなり高額になってしまう。
近所のスーパーでも簡単に日本酒が手に入る状況に感謝しなくては。
いつ海外にまた行くことになるかわからないし、太ることを恐れずに、焼酎ばかりでなく日本酒もこれからはどんどん攻めて行こうと思う。

お酒
スポンサーリンク
シェアする
東京日記40+